グレープフルーツを食べると血圧を下げることができると聞いたことはありませんか?
これは本当のことで、グレープフルーツに含まれているカリウムが血圧を下げてくれるのです。
カリウムは高血圧の原因になる余分なナトリウムを排泄する作用があります。
そして、カリウムはグレープフルーツ以外にも様々な食べ物に含まれていますが、熱に弱いので加熱をすると成分が破壊されてしまいます。
そのため、生でそのまま食べることができるグレープフルーツが有効だといわれているのです。
しかし、グレープフルーツで血圧を下げようと思われている方に注意していただきたいことがあります。
それは、血圧を下げる薬「降圧剤」との相性です。
グレープフルーツと降圧剤との相性は最悪で、一緒に食べてしまうと頭痛やめまいといった症状が現われることがありますし、命に関わるような重大な副作用を起こす恐れがあります。
また、グレープフルーツだけではなく、カンキツ系の果物全般にそのような副作用が起こす危険があるので、注意してください。